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「段ボール」について〜名前の由来や種類や用途のご紹介〜

皆さん、こんにちは!包装資材事業部の川口です。

今回は当社のメイン商材の一つ『段ボール』についてお話ししたいと思います。

 

 

早速ですが、皆さんはそもそも何で『段ボール』と言うかご存じですか?

身近にあるのに意外と知られていない段ボールですが、名前の由来はその素材の構造にあります。

(段ボールの切り口を見てみるとこの様になっています。)

段ボールの構造は、外側の紙(2枚)の間に波打った様な構造の紙(中芯と言います)が挟まれています。

この中芯の断面が階段のように見えた事と、ボール紙(英語のボードが由来)を使っていた事から『段ボール』と名づけられたそうです。

ちなみに段ボールが発明されたイギリスでは『corrugated cardboard』と呼ばれています。そのため、段ボールは日本独自の呼び名として広まりました。

 

 

次に、段ボールの用途と種類を紹介します。

一般的な段ボールはシートの厚みが3種類あり、5ミリ、3ミリ、そして5ミリと3ミリを貼り合わせた8ミリがあります。

更に使用されている紙の種類が多数あり、貼り合わせる際の組み合わせで様々な用途に対応可能です。

では、実際に当社で製造している段ボール製品の用途による使い分けを紹介します。

 

・8ミリ、5ミリ→箱の中に入った製品を保管、輸送するための外装箱(外箱)

・3ミリ→商品を1製品ずつ入れる個装箱(内装箱)。個包装箱や化粧箱とも呼ばれます

・近年ではサステナブルな取り組みへの意識の高まりから、箱の中に入れて製品を保護する役目を果たす緩衝材が発泡スチロールなどの化成品からリサイクルが容易な段ボールへの切り替えられる事例も多数あります。

 

このように、多くは箱としてお客様の製品の梱包に使用されていますが、シートの厚さで分けると、用途に応じて材料の使い分けをすることができます。

私は入社するまで『段ボール』=物が入っている箱というものでした。

理由は、私が大学時代にアルバイトをしていたケンタッキー。そこでは、毎日鶏肉やポテトが入っていた段ボール箱を畳んでゴミとして処分という経験をしたからです。

しかし、弊社の製品を初めて見た時「一枚の段ボールシートが加工されてこんな形になるなんて!」とある種の感動すら覚えたものです(笑)

(様々な加工によってできた製品に感動を覚えました!)

(当社が使用しているサンプルカッターマシンです)

 

 

当社では包装設計の技術を生かした段ボール製品が多数ラインナップされています。

また、段ボールシートをこの様な複雑な形状にするための設計専門の社員がおります。

緩衝性能を満たし、かつコストパフォーマンスに優れた仕様のご提案といったことができるのも強みです!

お客様の幅広いニーズにお応えするため、営業や設計担当が親身に相談を承ります。

難しいご要望こそ私たちのやりがいになります!ご相談、お問い合わせをお待ちしています!

 

 

富士木材株式会社

TEL:0545-36-1188

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